シンポジウム<歴史教育の未来を拓くⅤ:コロナ下の「新常態」とアクティブラーニング>ご案内
2021年3月20日(土・祝) 12:30~17:30
オンライン開催(日本大学文理学部)
【プログラム】
・趣旨説明:小浜正子(日本大学文理学部)
1.入試―形式と内容を鍛える
・ 桃木至朗(大阪大学文学研究科)「これからの入試の話をしよう;手間をかけずに良問を作って採点できる『コロンブスの卵』を探して」
・ 津野田興一(東京都立日比谷高校)「第1回共通テスト(世界史)から見えてくるもの」
コメント:須江隆(日本大学生物資源科学部)
2.オンライン授業とアクティブラーニング
・徳原拓哉(神奈川県立鶴見高校)・松木美加(神奈川県立横浜翠嵐高校)「これからの授業の話をしよう : “新常態”における単元構成・授業・評価―高校現場から」
・浜田晋介(日本大学文理学部)「オンラインでの実技系授業の課題と問題点−大学現場から」
コメント:北村厚(神戸学院大学人文学部)
3.コロナ禍とジェンダー
・長志珠絵(神戸大学国際文化学研究科)「<感染症の時代>をジェンダー射程で「読む」:授業ネタを広げる試みとして」
コメント:川島啓一(同志社中学・高校)
4.総合討論
指定討論者:西村嘉高(青山学院高等部)・古川隆久(日本大学文理学部)
・主催:日本大学文理学部人文科学研究所総合研究「20世紀の歴史における他者認識と自己認識の諸相」(代表:日本大学文理学部・粕谷元)
・共催:日本大学史学会・高大連携歴史教育研究会
☆詳細はシンポジウムHPをご覧ください。
http://chs-jinbun21symp.chips.jp/
☆ご参加の方は3月14日までに下にお申込下さい。
【開催趣旨】
コロナに明け暮れた今年度、私たちは否応なくオンライン授業をはじめとする新しい経験をしました。また先ごろ、第一回の共通テストが実施されました。新たな経験を、歴史的思考力を育てるための歴史教育の改革につなげるには、どうすればいいのか。さらにコロナ下で、女性をはじめとする社会的弱者により多くの負担がかかっている中、こうした状況を是正してより公正な社会を作るために、どのように歴史に学び今を主体的に考える次世代を育成するのか。
5回目となった<歴史教育の未来を拓く>シンポジウムでは、歴史教育が今、何を、どのように、できるのか、しなくてはならないかを語り合います。いまだリアルでの対話はかないませんが、新たに手に入れたオンラインというツールで、可能な限りの議論を試みます。
多くの方のご参加をお待ちしています。
シンポジウム<歴史教育の未来を拓くⅤ:コロナ下の「新常態」とアクティブラーニング>ご案内.pdf
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